前厄とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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前厄

「今年は前厄だ」などのように使う「前厄」という言葉。

「前厄」は、湯桶読みで「まえやく」と読みます。

「前厄」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「前厄」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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前厄の意味

「前厄」には次の意味があります。

・厄年の前の年。厄年に次いで慎むべき年とされる。(出典:デジタル大辞泉)

「前厄」とは、厄年の前の年のことで、厄年には他に本厄、後厄と呼ばれる年があります。厄年の間は凶事があるとされています。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・叔父は父の弟で、わたくしの母よりも五つの年上で、その頃四十一の前厄まえやくだと聞いていました。
(出典:岡本綺堂『蜘蛛の夢』)

・それよりも傾聴すべきは、東西の厄年を総攬して、これに前厄と後厄を加えると、人生に厄年でない年は一年もなくなってしまうという日野九思の説である。
(出典:種村季弘『迷信博覧会』)

・男は四十二、女は三十三を以て大厄となす、その拠を知らず、男四十二を大厄となし、前年を前厄といひ、翌年を排厄ハネヤクといふ。
(出典:種村季弘『迷信博覧会』)

・いずれそのうちに堀江をたずねて、お前の兄からその尾羽を譲って貰うと云っていたが、その年の暮れ、才兵衛は来年が四十一の前厄まえやくに当たると云うので成田の不動へ参詣に行って、その帰り道に堀江の宇兵衛をたずね、お熊の主人という縁をたどって、首尾よく雁の羽を手に入れて来たのである。
(出典:岡本綺堂『半七捕物帳』)

・満年齢と数えの旧年齢の両方を基準に前厄、本厄、後厄と丁寧に願を掛け、厄除けの護符をもらい、翌年その札を収めるとすると、つまりは毎年通うことになる。
(出典:藤原作弥『聖母病院の友人たち ―肝炎患者の学んだこと―』)

類語

・厄年(やくどし)
意味:俗信で、災難や障りが身に降りかかるおそれが多いので、万事に気をつけなければならないとする年齢。多く、男の25歳・42歳、女の19歳・33歳をいい、特に、男の42歳と女の33歳は大厄たいやくとされる。(出典:デジタル大辞泉)

・本厄(ほんやく)
意味:厄年のこと。男は25歳・42歳、女は19歳・33歳とされる。(出典:デジタル大辞泉)

・後厄(あとやく)
意味:厄年の次の年。厄年に次いで注意しなければならないといわれる年。(出典:デジタル大辞泉)

・災厄(さいやく)
意味:ふりかかってくる不幸なできごと。わざわい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・厄難(やくなん)
意味:ふりかかってくる不幸。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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