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先負とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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先負

「本日は先負である」などのように使う「先負」という言葉。

「先負」は、音読みで「せんぶ」と読みます。

「先負」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「先負」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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先負の意味

「先負」には次の意味があります。

六曜の一。急用・争い事・公事などを避け、静かに待つのがよいとされる日。午前は凶、午後は吉。(出典:大辞林 第三版)

「先負」は、午前中が特に悪く、午後になるにつれて良くなっていくとされています。
「先負」は「せんぷ」や「せんまけ」や「さきまけ」と読むこともあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・五月十九日、先負、月曜日。
(出典:山口瞳『酔いどれ紀行』)

・今日は先負だから午後から出かけたに違いないが、この雨のために帰るに帰れず、小降りになるのを待っているのかも知れない。
(出典:海月ルイ『子盗(と)り』)

・この日は「先負」とかで、あまりよい日ではないらしいのだが、それでも新婚新婚また新婚、ひかり三十三号の一等車は、新婚だらけとなってしまったのである。
(出典:東海林さだお『ショージ君のにっぽん拝見』)

・つぎに、六曜とは先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口とて、暦書の上に掲げてあり、その繰り方は正月ならば先勝を朔日とし、友引を二日、先負を三日として、次第に繰りて吉凶を判断することに定めてある。
(出典:井上円了『迷信解』)

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類語

悪日あくにち
意味:暦の上で、物事をするのによくないとされている日。(出典:デジタル大辞泉)

凶日きょうじつ
意味: 縁起の悪い日。 (出典:大辞林 第三版)

三隣亡さんりんぼう
意味: この日に建築をすれば火事を起こし、近隣3軒を焼き滅ぼすといって忌む。(出典:デジタル大辞泉)

厄日やくび
意味:陰陽道で、厄難にあうから諸事に慎み深くふるまわなければならないとする日。(出典:精選版 日本国語大辞典)

日柄ひがら
意味:暦の上での、その日の吉凶。(出典:デジタル大辞泉)

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