元の木阿弥とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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元の木阿弥

「そうなっては元の木阿弥だ」などのように使う「元の木阿弥」という言葉。

「元の木阿弥」は、訓読みで「もとのもくあみ」と読みます。

「元の木阿弥」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「元の木阿弥」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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元の木阿弥の意味

「元の木阿弥」には次の意味があります。

いったんよくなったものが、再びもとの状態に戻ること。(出典:デジタル大辞泉)

類語に「白紙撤回」「御破算」があります。
それらとの違いは、一度よくなるというプロセスを経ているという点です。

「せっかく~なのに…だ」というニュアンスで使える場合は「元の木阿弥」という言葉が使えると考えるとよいでしょう。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・最大のユーザーである主婦の間に「ファミリーバイクはやはり危険な乗り物」といううわさが出れば、元の木阿弥になりかねない。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(下)』)

・いっ時立ち直りかけていたのだが、それも元の木阿弥となった。
(出典:貫井徳郎『天使の屍』)

・ここで拘束するような真似をして、元の木阿弥ということにはしたくない。
(出典:福井晴敏『機動戦士ガンダムUC(全10巻) 機動戦士ガンダムUC 8 宇宙と惑星と』)

・あの生活から、どうにか、抜け出せたと思った途端に、またしても、元の木阿弥に戻るなんて。
(出典:カフカ/谷友幸訳『城(下)』)

・気分がいくらか晴れるにしても眼をとぢれば元の木阿弥である。
(出典:坂口安吾『吹雪物語』)

類語

白紙撤回(はくしてっかい)
意味:何もなかったこととして、一度言い出したことを取り下げること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

台無し(だいなし)
意味:物事がすっかりだめになること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

徒労(とろう)
意味:無駄なことに力を費やすこと。また、骨を折ってしたことが報われないさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

御破算(ごはさん)
意味:今までのことをすっかり破棄して、白紙の状態にもどすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

無駄骨(むだぼね)
意味:苦労したことがなんの役にも立たないこと。(出典:デジタル大辞泉)

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