億劫とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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億劫

「体を動かすのが億劫になる」などのように使う「億劫」という言葉。

「億劫」は、音読みで「おっくう」と読みます。

「億劫」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「億劫」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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億劫の意味

「億劫」には次の意味があります。

・めんどうで気が進まないさま。(出典:デジタル大辞泉)

体を動かしたり考えたりすることが面倒臭く、やる気がでないときに使う言葉です。
「億劫になる」で「めんどうで気が進まなくなる」という意味になります。

「億劫」はもともと仏教用語で、「劫」は「非常に長い時間」を意味する時間の単位です。
「億劫」は「一劫」の一億倍を意味しており、仏教用語では「永遠」を意味する言葉です。
ここから転じて、「それをするには非常に長い時間がかかる」という意味で、現在のように「めんどうで気が進まないさま」という意味で使われるようになりました。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・五十メートルも歩くと、彼は全身に倦怠を覚え、歩くのが億劫になった。
(出典:吉行淳之介『砂の上の植物群』)

・改めて感じる孤りは、どんな他人といる時よりも、かえって億劫だった。
(出典:石原慎太郎『化石の森』)

・靴ひとつ履くのも億劫になるし、濡れたものを乾かすのも容易ではない。
(出典:井上靖『星と祭下』)

・足を運ぶのを億劫がっているのだな、と彼は思った。
(出典:小林信彦『夢の砦』)

・安心したとたん、背を起こしているのも億劫なくらいの眠気が襲ってきた。
(出典:上橋菜穂子『獣の奏者 Ⅱ 王獣編』)

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類語

・面倒(めんどう)
意味:手間がかかったり、解決が容易でなかったりして、わずらわしいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・煩わしい(わずらわしい)
意味:心を悩ましてうるさい。面倒で、できれば避けたい気持ちである。(出典:デジタル大辞泉)

・憂鬱(ゆううつ)
意味:気が晴れないこと。心配事があって心がふさぐこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・物憂い(ものうい)
意味:なんとなく気がふさいで、動くのも面倒だ。(出典:大辞林 第三版)

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