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不死身とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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不死身

「不死身の体」などのように使う「不死身」という言葉。

「不死身」は、「ふじみ」と読みます。

「不死身」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「不死身」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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不死身の意味

「不死身」には次の二つの意味があります。

1 不死であること。どんな病気・苦痛・傷・打撃にも耐えうるからだであること。また、そのからだやそのさま。
2 どんな困難にもくじけないこと。また、その人やさま。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

不死身の意味①「不死であること。どんな病気・苦痛・傷・打撃にも耐えうるからだであること。また、そのからだやそのさま。」

「不死身」の一つ目の意味は「不死であること。どんな病気・苦痛・傷・打撃にも耐えうるからだであること。また、そのからだやそのさま。」です。

この意味では、実際に死なない体を持つ人や様子を指します。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・その青年、不死身になった夢を見て、ためしたくなったのかもしれない。
(出典:星新一『できそこない博物館』)

・すなわち不死身という変体になっている、そう思うよりほかはなかった。
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

・彼は不死身の蛇を見たせいで、命を落としたと言ってもいいのかもしれません。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 17 終物語(下)』)

・あのネロっていう不死身の化け物だって、それは例外ではなかったんだ。
(出典:奈須きのこ『月姫 アルクェイド・ブリュンスタッド』)

不死身の相手だという知識を、男たちはすでに与えられていたのかも知れない。
(出典:半村良『獣人伝説』)

不死身の意味②「どんな困難にもくじけないこと。また、その人やさま。」

「不死身」の二つ目の意味は「どんな困難にもくじけないこと。また、その人やさま。」です。

この意味では実際に死なないということではなく、心が折れずに困難に立ち向かう様子を指します。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・多くの他の人々と同様、わたしにも彼は不死身のように思われた。
(出典:バローズ『火星シリーズ9 火星の合成人間』)

・その不死身に近いタフネスぶりがいつか何かの役に立つ時がくるのだろうか?
(出典:有沢まみず『いぬかみっ!9』)

・命を取ったり取られたりする世界での正真正銘の不死身という称号である。
(出典:ヒキタクニオ『消し屋A』)

・今考えると、不死身の戦士になるよりは幸福な暮らしだ。
(出典:アリグザンダー『(プリデイン物語2)タランと黒い魔法の釜』)

・同時に相手がダメージを負うごとに、逆に不死身で手むかってくるようにも感じる。
(出典:石田衣良『池袋ウエストゲートパーク 第2巻 少年計数機』)

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