上の空とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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上の空

「上の空で話を聞いてない」などのように使う「上の空」という言葉。

「上の空」は、訓読みで「うわのそら」と読みます。

「上の空」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「上の空」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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上の空の意味

「上の空」には次の二つの意味があります。

1他の事に心が奪われて、そのことに注意が向かないこと。また、そのさま。心が浮ついて落ち着かないさま。
2天空。空中。そら。(出典:デジタル大辞泉)

上の空の意味①

上の空の一つ目の意味は「他の事に心が奪われて、そのことに注意が向かないこと。また、そのさま。心が浮ついて落ち着かないさま。」です。

わかりやすく言えば「ぼんやりして、何か他のことを考えていること」という意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ところが当日、河見は映画を見てもお茶を飲んでもどこか上の空だった。
(出典:山本文緒『ブルーもしくはブルー』)

・このように彼は、何事にも集中できず、すべてに上の空になっていた。
(出典:浅野誠『ビジネスマンの精神病棟』)

・ここんところ学校に行っても上の空だったから、そんな事さえ忘れていた。
(出典:奈須きのこ『月姫 琥珀』)

・平気な顔を装うて、机の前に坐ったり、人と話はしているが、上の空だ。
(出典:橘外男『雷嫌いの話』)

・天海の話を上の空で聞きながら、どこで会ったかを思い出そうとしていた。
(出典:茶屋二郎『遠く永い夢(下)-関ヶ原 戦勢逆転の真実』)

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類語

不注意(ふちゅうい)
意味:注意が足りないこと。うかつなこと。(出典:デジタル大辞泉)

迂闊(うかつ)
意味:うっかりしていて心の行き届かないこと。(出典:デジタル大辞泉)

うっかり
意味:ぼんやりして注意が行き届かないさま。(出典:デジタル大辞泉)

上の空の意味②「天空。空中。そら。」

「上の空」の二つ目の意味は「天空。空中。そら。」です。

「上の空は暗くなっていた」で「空は暗くなっていた」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ぼくは外の町の屋根の上の空が暗くなるのを眺めていた。
(出典:ヘミングウェー/高村勝治訳『武器よさらば』)

・なかでは、日の光がテーブルの上の空のグラスにあたっていた。
(出典:ヘミングウェー/高村勝治訳『女のいない男たち/ヘミングウェー短編集2』)

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類語

青空(あおぞら)
意味:晴れ上がって、青々と見える空。(出典:デジタル大辞泉)

蒼天(そうてん)
意味:青空。大空。蒼空。(出典:デジタル大辞泉)

碧空(へきくう)
意味:青く晴れた空。(出典:デジタル大辞泉)

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