カオスとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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カオス

「カオスな状態」などのように使う「カオス」という言葉。

英語では「Chaos」と表記します。

「カオス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「カオス」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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カオスの意味

「カオス」には次の二つの意味があります。

1ギリシャ人の考えた、宇宙発生以前のすべてが混沌(こんとん)としている状態。
2特定の規則や微分方程式に従う系に生じる、不規則で乱雑な予測不可能な挙動。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

カオスの意味①「ギリシャ人の考えた、宇宙発生以前のすべてが混沌(こんとん)としている状態」

「カオス」の一つ目の意味は「ギリシャ人の考えた、宇宙発生以前のすべてが混沌(こんとん)としている状態」です。

秩序(コスモス)に対立する概念として混沌(カオス)を古代ギリシャ人が考えたものです。
現代では「様々なものが混じり合っている状態」という意味でゲームや小説などでも使われます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ 一見救いようのないカオスみたいだが、すべてが入念に計算されている。
(出典:村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 2』)

・ たとえカオス状態でなくともこの状況下できちんとした説明をつけることができる奴やつはいないだろう。
(出典:阿智太郎『僕の血を吸わないで1』)

・私はそのカオスの中で数値をシャッフルする。
(出典:村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 1』)

・なぜなのかはわからないが、この東京という場所はそれ自体、ひとつのカオスなのだ。
(出典:柴田よしき『好きよ』)

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類語

混沌・渾沌(こんとん)
意味:天地創造の神話で、天と地がまだ分かれず、まじり合っている状態(出典:大辞林 第三版

無秩序(むちつじょ)
意味:序がないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

滅茶苦茶(めちゃくちゃ)
意味:まったく筋道が通らないこと。度外れなこと。また、そのさま。めちゃめちゃ。(出典:デジタル大辞泉)

混乱(こんらん)
意味:物事が入り乱れて秩序をなくすこと。いろいろなものが入りまじって、整理がつかなくなること。(出典:デジタル大辞泉)

カオスの意味②「特定の規則や微分方程式に従う系に生じる、不規則で乱雑な予測不可能な挙動」

「カオス」の2つ目の意味は「特定の規則や微分方程式に従う系に生じる、不規則で乱雑な予測不可能な挙動」です。

複雑系科学の核となる概念で、方程式の初期値を少し変えると結果が大きく変わることを指します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

カオス理論が競馬予想を否定しても、予想理論は次から次へと生まれてます。
(出典:山本弘/友野詳/清松みゆき/西奥隆起『妖魔夜行 幻の巻』)

・ 内容は生物群集の進化の多様性と選択性を、カオス理論で分析したものでした。
(出典:石田衣良『アキハバラ@DEEP』)

・これだけ数学を強調するなら、カオス理論のことぐらいは知ってるはずなのに。なぜ計算できると思っちゃうんだろう?
(出典:山本弘/友野詳/清松みゆき/西奥隆起『妖魔夜行 幻の巻』)

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類語

カオス理論(かおすりろん)
意味:気象の変化や電気回路の振動、生物の神経系など、複雑で一見予測不可能な現象を研究する学問。(出典:ASCII.jpデジタル用語辞典)

カオス工学(かおすこうがく)
意味:数学のカオス理論をもとに複雑な自然、社会現象などを取り扱おうとする学問、技術。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

バタフライ効果(ばたふらいこうか)
意味:初期条件の僅わずかな差が、その結果に大きな違いを生むこと。(出典:大辞林)

複雑系(ふくざつけい)
意味:多くの要素からなり、部分が全体に、全体が部分に影響しあって複雑に振る舞う系。(出典:大辞林)

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