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かねがねとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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かねがね

「お噂はかねがね伺っています」などのように使う「かねがね」という言葉。

「かねがね」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「かねがね」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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かねがねの意味

「かねがね」には次の意味があります。

以前から。あらかじめ。かねて。(出典:精選版 日本国語大辞典)

漢字では「予予」や「兼兼」と書きます。
「かねる(兼ねる)」の連用形が重なってできた語です。
前から、今までずっとといった意味を持つ言葉です。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

かねがね見たいものだと思っていたが、彼らは海洋の生物のはずである。
(出典:アーサー・C・クラーク『宇宙の旅〈オデッセイ〉シリーズ(全4巻) 4 3001年終局への旅』)

かねがね、男も女も本質的には同じなのではないかと、私は考えている。
(出典:森瑤子『恋愛関係』)

・きっと会長さんが一目みて気に入られるタイプだとかねがね思ってたの。
(出典:五木寛之『水中花』)

・両親は彼女に立派な縁組をさせてやりたいと、かねがね思っておりました。
(出典:ボッカッチョ/柏熊達生訳『デカメロン(中)』)

・おれはかねがね動く車を手に入れてそこに住みたいと思ってたんだ。
(出典:リチャード・フッカー『続・マッシュ』)

かねがね噂には聞いていたがこれほどのものとは知らなかった。
(出典:開高健『私の釣魚大全』)

・ロビントンは、かねがねミナルデンのもとで働きたいと思っていたのだ。
(出典:アン・マキャフリイ『パーンの竜騎士シリーズ(全16巻) 16 竜と竪琴師』)

・男には大きく分けてまず二つのタイプがある、と私はかねがね言い続けている。
(出典:竹内久美子『浮気で産みたい女たち 新展開!浮気人類進化論』)

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