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惹起とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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惹起

「独立問題が民族紛争を惹起する」などのように使う「惹起」という言葉。

「惹起」は、音読みで「じゃっき」と読みます。

「惹起」とはどのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「惹起」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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惹起の意味

「惹起」には次の意味があります。

事件・問題などをひきおこすこと(出典:デジタル大辞泉(小学館))

「惹起」をわかりやすく言うと「物事を発生させること」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・この書類に基づいて弾左衛門はその支配権を主張し、しばしば種々の問題を惹起した。
(出典:喜田貞吉『賤民概説』)

・想像するに、海軍は大戦を惹起してそれに耐える自信はなかったのである。
(出典:五味川純平『御前会議』)

・それが緩やかであったために、ついに二・二六事件を惹起した。
(出典:半藤一利『聖断 天皇と鈴木貫太郎』)

・カンドロンの任務は、ある種の精神異常と混乱を惹起し促進することだ。
(出典:E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ4) レンズの子ら』)

・どんな混乱が惹起するかわかったものではないからね。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 星界の戦旗 02 守るべきもの』)

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類語

湧く(わく)
意味:物事が次々と起こる。ある現象が急に多く現れる。(出典:デジタル大辞泉(小学館))

来す(きたす)
意味:結果として、ある事柄・状態を生じさせる。招く。(出典:デジタル大辞泉(小学館))

勃発(ぼっぱつ)
意味:事件などが突然に起こること。(出典:デジタル大辞泉(小学館))

起きる(おきる)
意味:何事かが発生する。起こる。(出典:デジタル大辞泉(小学館))

発生(はっせい)
意味:物事が起こること。生じること。(出典:デジタル大辞泉(小学館))

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