協会
「協会に入る」などのように使う「協会」という言葉。
「協会」は、音読みで「きょうかい」と読みます。
「協会」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「協会」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
協会の意味
「協会」には次の意味があります。
・ある目的のため会員の協力で設立・運営される会。（出典：デジタル大辞泉）
「協会」をわかりやすく言うと「特定の目的のために設立された団体」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・そして関西経営協会会長直々の電話は、学者たちにかなりの効果を持った。
（出典：堺屋太一『油断!』）
・木乃香は関東魔法協会理事を祖父にもち、関西呪術協会長を父に持つ子だ。
（出典：言乃葉『出席番号32番 衛宮』）
・差し出された名刺を見ると、独画協会会員の肩書きの他にも、文化団体の役員など多くの肩書きを持つ文化人であることもわかった。
（出典：荒巻義雄『「新説邪馬台国の謎」殺人事件』）
・一九五〇年代にソヴィエト農業専門家を、一九七六年にスウェーデン中国友好協会副会長を、そしてこんど私たちが三回目だそうである。
（出典：井上靖『私の西域紀行(下)』）
・同書は米国出版協会賞を受賞しました。
（出典：野中郁次郎／紺野登『知識経営のすすめ』）
・でもインターネットで探してみると、あるわあるわ、各地の温泉協会主催で、客寄せにしばしば行われている。
（出典：米原万里『パンツの面目ふんどしの沽券』）
・それこそ河合少年の見覚えのある火星探険協会長のデニー博士であった。
（出典：海野十三『火星探険』）
・協会内の組織も、一般の団体とそうとりたてて変ったところは見当らない。
（出典：半村良『都市の仮面』）
