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全体像とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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全体像

「全体像を把握する」などのように使う「全体像」という言葉。

「全体像」は、音読みで「ぜんたいぞう」と読みます。

「全体像」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「全体像」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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全体像の意味

「全体像」には次の意味があります。

一つのまとまりとして捉えた物事の姿や形。(出典:デジタル大辞泉)

「全体像」という言葉をわかりやすく言うと、「全体的な概観」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・これで悪いなら悪いなりに、全体像を批評していただくことができます。
(出典:田中芳樹『銀河英雄伝説 10 落日篇』)

・また世界の全体像に狂いが生じたなら、それは修正されねばならない。
(出典:蓮實重彦『表層批評宣言』)

・マークが彼に与えた全体像は、やや誇張で歪められてはいるが正確だった。
(出典:ジェイムズ・ブリッシュ『宇宙都市シリーズ(全4巻) 4 時の凱歌』)

・大きな図面を、分割してコピィしたため、並べないと全体像が見えない。
(出典:森博嗣『X 3 タカイ×タカイ』)

・正真正銘、彼の全体像について記憶を維持することはできないのよ。
(出典:田中ロミオ『人類は衰退しました-2』)

・どの時間どこに誰がいてそれを誰が見ていたのか、全体像がまるで解らないですよ。
(出典:京極夏彦『鉄鼠の檻』)

・人間を全体像において把えるということは、作家としては当然なことであろう。
(出典:司馬遼太郎『国盗り物語』)

・平らになった腹の向こうで、赤ん坊の全体像はますますはっきりとしてきた。
(出典:鈴木光司『バースデイ』)

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