ボギー
「ダブルボギー」などのように使う「ボギー」という言葉。
英語では「bogey」と表記します。
「ボギー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ボギー」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ボギーの意味
「ボギー」には次の意味があります。
・ゴルフで、そのホールの基準打数より1打多い打数。2打数多い場合をダブルボギーという。(出典:デジタル大辞泉)
基準打数(パー)より1打多い打数のことです。
パーより2打多いことを「ダブルボギー」、3打多いことを「トリプルボギー」と言います。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・かれはこのホールをボギーで切り抜けた。
(出典:山際淳司『ダブルボギークラブへようこそ』)
・二人とも、バーディのあとに、ボギーを出すという不安定さだった。
(出典:西村京太郎『殺しのバンカーショット』)
・だから、自分が三オンでボギーになっても負けないのだ、と。
(出典:河口俊彦『人生の棋譜 この一局』)
・誰か一人がボギーを叩いても、ほかの二人のうちのどちらかがバーディーをとっていればきみたちのスコアはバーディーということになる。
(出典:山際淳司『ダブルボギークラブへようこそ』)
・わるくてもボギーあたりでこなしていって、すでに何ストロークも離してトップだ。
(出典:阿佐田哲也『ばいにんぶるーす』)
・それでも相手は、第二打をミスするか、三パットするかしてボギーを叩くだろうと確信している。
(出典:河口俊彦『人生の棋譜 この一局』)
・例えばA組の二人がミドルホールでそれぞれボギー、ダブルボギーを叩いたとしよう。
(出典:山際淳司『ダブルボギークラブへようこそ』)
・ミスがなければトリプルボギーは避けられたはずで、悪くともダボ、うまくいったらボギーであがっていたかもしれない。
(出典:山際淳司『ダブルボギークラブへようこそ』)