快挙
「史上初の快挙」などのように使う「快挙」という言葉。
「快挙」は、音読みで「かいきょ」と読みます。
「快挙」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「快挙」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
快挙の意味
「快挙」には次の意味があります。
・胸のすくような、すばらしい行為。痛快な行動。（出典：デジタル大辞泉）
「快挙」をわかりやすく言うと「心が晴れやかになるような素晴らしい行為」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・人材不足といえばそれまでだが、とにかくこれは歴史上の快挙であった。
（出典：田中芳樹『七都市物語-(「扉」最適化)』）
・一九八二年の鈴鹿での五戦中四勝という快挙が嘘のような惨状だった。
（出典：海老沢泰久『F1走る魂』）
・思いもよらなかったこの快挙に、最も驚いているのは知季自身だった。
（出典：森絵都『DIVE!! 下』）
・この久蔵の快挙に感動したのは、彼の弟子やファンだけではない。
（出典：三好京三『琥珀の技 三船十段物語』）
・夢を学問の対象にしたフロイト以来の快挙ではないだろうか。
（出典：玄侑宗久『死んだらどうなるの?』）
・これは十五年ぶりの快挙で、名監督としての評価はこれで不動のものとなった。
（出典：塩田丸男『口下手は損ですか 面白い話をするための12章』）
・ウェールズ人としては最初の、そしてイギリス人としても二人目の快挙であった。
（出典：ニコル『C・W・ニコルの野性記』）
・地方、公立という二つのハンディを克服しての快挙に尊敬の念が湧いた。
（出典：田丸公美子『パーネ・アモーレ イタリア語通訳奮闘記』）
