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すこぶるとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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すこぶる

「すこぶる元気がいい」などのように使う「すこぶる」という言葉。

「すこぶる」は、漢字で「頗る」と書きます。

「すこぶる」とはどのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「すこぶる」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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すこぶるの意味

「すこぶる」には次の意味があります。

程度がはなはだしいさま。非常に。たいそう。(出典:デジタル大辞泉)

わかりやすく言うと「とても」という意味になります。
「すこぶる○○」と、副詞として使います。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・それからお絹さんの問題がまたすこぶるいやな事情になっているのです。
(出典:倉田百三『青春の息の痕』)

・実はわたしもその方面の研究にはすこぶる魅力を感じていましてね。
(出典:クリスティ/赤冬子訳『茶色の服を着た男』)

・目標が曖昧で仮りのものであり、知識もすこぶる限定されているからだ。
(出典:ウェルズ/新庄哲夫訳『タイム・マシン』)

・それは危険な役割でしたが、すこぶる効果的なものになるはずだったのです。
(出典:バルザック/菅野昭正訳『谷間のゆり(上)』)

・無論薄い葉の事だから落ちても音はしない、落ちる間もまたすこぶる長い。
(出典:夏目漱石『趣味の遺伝』)

・そしてローリーはすこぶる感じのいい態度たいどやかたの主ぶりを発揮はっきしたのである。
(出典:オルコット/吉田勝江訳『若草物語 1上』)

・彼女としては、すこぶる危険な状況になったことを知るだけだった。
(出典:K.H.シェール,クラーク・ダールトン/松谷健二訳『宇宙英雄ローダン・シリーズ 7 六つの月の要塞』)

・そこまではよかったのだが、それから先がすこぶるまずいことになってきた。
(出典:中島敦『李陵』)

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