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夜な夜なとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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夜な夜な

「夜な夜な現れる」などのように使う「夜な夜な」という言葉。

「夜な夜な」は、訓読みで「よなよな」と読みます。

「夜な夜な」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「夜な夜な」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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夜な夜なの意味

「夜な夜な」には次の意味があります。

夜が来るごとに起こること。毎晩。夜ごと。(出典:デジタル大辞泉)

 言い換えると日没後すぐの夜ではなく深夜あたりの時間帯で、「夜になるといつも」ということです。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・世間は狭いが夜な夜な宇宙を見ているのだから、いわば宇宙的規模の蛙さ。
(出典:森見登美彦『有頂天家族』)

・あれはただの夢ではなく、夜な夜なやって来るものなのかもしれない。
(出典:谷瑞恵『伯爵と妖精 第13巻 紅の騎士に願うならば』)

・とても夜な夜な家を脱け出し、周囲の獣を殲滅していたとは思えない。
(出典:九里史生『SAO-Web-0404-第七章1』)

夜な夜なこっそりここに来て、監督生が風呂に入るところを見てるのか?
(出典:ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 4 ハリー・ポッターと炎のゴブレット(下)』)

夜な夜なあの斜面を登りここにきては、星を眺めていたのだろう。
(出典:沢木冬吾『償いの椅子』)

・仕事を終えてマンションにもどった瞬間から里佳が夜な夜な涙に暮れていることを。
(出典:森絵都『風に舞いあがるビニールシート』)

・のち呉の孫権は張遼の悪夢に夜な夜な魘される日々を過ごすことになる。
(出典:酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部』)

・さすがに猛き清正も 虎のゆくえの気にかかり 夜な夜なこわき夢をみき。
(出典:竹久夢二『どんたく』)

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