ビビる
「大勢の観客を前にしてビビる」などのように使う「ビビる」という言葉。
「ビビる」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ビビる」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ビビるの意味
「ビビる」には次の意味があります。
・恥ずかしがる。また、おじけづく。気持ちが萎縮する。(出典:デジタル大辞泉)
恥ずかしがったり、物怖じしたりして気持ちが萎縮することを言います。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・ビビる気持ちもわかるって言ったらお前がてんで信用しないから。
(出典:秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏 その1』)
・十代のころさんざん悪さをしてきたからビビることもない。
(出典:奥田英朗『ララピポ』)
・このぐらいでビビってるんじゃ世界を知らなすぎだぜい?
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第4巻』)
・平然としているように見えるが、内心ではかなりビビっていたのだろう。
(出典:中野順一『セカンド・サイト』)
・ちょっとビビってしまった俺の前に、ぬっと大きな犬が立ちふさがった。
(出典:香月日輪『妖怪アパートの幽雅な日常1』)
・俺のこと殺人鬼か何かと思ってビビり入ってんじゃねえだろうな?
(出典:川上稔『AHEADシリーズ 3 終わりのクロニクル2〈上〉』)
・お前がこの手のものにビビらないことくらい百も承知だ。
(出典:井上堅二『バカとテストと召喚獣 6』)
・こいつらの相手はおれなんだから、余計なことしてビビらせないでくださいよ。
(出典:西野かつみ『かのこん 第6巻 ~ナギサのぱいぱいぷー~』)
・日本にいるときは同じクラスの男の子を、毒舌でビビらせていた私がである。
(出典:群ようこ『アメリカ居すわり一人旅』)