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支柱とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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支柱

「精神的支柱」などのように使う「支柱」という言葉。

「支柱」は、音読みで「しちゅう」と読みます。

「支柱」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「支柱」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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支柱の意味

「支柱」には次の二つの意味があります。

1 物を支えるために用いる柱。つっかい棒。
2 生活や組織の支えとなる重要な存在。また、そういう人。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

支柱の意味①「物を支えるために用いる柱。つっかい棒。」

「支柱」の一つ目の意味は「物を支えるために用いる柱。つっかい棒。」です。

漢字の通り、物理的な「支える柱」を意味します。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・我々は線路の上を歩き、電車が来ると支柱の陰に隠れてそれをやり過した。
(出典:村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 2』)

・上には軽い屋根がついていて、支柱で支えられていた。
(出典:コンラッド/岩清水由美子訳『闇の奥』)

・家をささえているすらりとした鋼の支柱が見えてきた。
(出典:タニス・リー『銀色の恋人』)

・そいつは曖昧な動きで、例の異様な形の支柱を離れた。
(出典:J・ブリッシュ『スター・トレックTV版(全12巻) 二重人間スポック!』)

・フロアを突きぬけている垂直支柱へと二人を案内した。
(出典:E・E・スミス/川口正吉訳『宇宙のスカイラーク』)

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支柱の意味②「生活や組織の支えとなる重要な存在。また、そういう人。」

「支柱」の二つ目の意味は「生活や組織の支えとなる重要な存在。また、そういう人。」です。

比喩的に「物事の支えとなる大切なもの」を意味します。
「精神的支柱」などの場合はこの意味です。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・国民の精神的な支柱として、崇敬を受けていることは確かなのだ。
(出典:竹河聖『風の大陸 第28巻 最終章 祈り』)

・それはまた今の場合、彼らの気持をささえている支柱でもあった。
(出典:本庄陸男『石狩川』)

・比較解剖学は、のちに人体解剖学の理論的支柱となる。
(出典:養老孟司『脳の見方』)

・それまで持ち続けた思想的支柱も意慾も、濁流に呑まれた木片程に無力であつた。
(出典:北条民雄『月日』)

・学問と芸術と冥想とを三支柱とする聖職制度の州が想定されている。
(出典:ヘッセ/高橋健二訳『ガラス玉演戯(下)』)

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