渋滞
「交通渋滞」などのように使う「渋滞」という言葉。
「渋滞」は、音読みで「じゅうたい」と読みます。
「渋滞」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「渋滞」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
渋滞の意味
「渋滞」には次の意味があります。
・物事がとどこおってすらすらと進まないこと。つかえて流れないこと。(出典:デジタル大辞泉)
「交通が滞ること」を意味することが多いですが「交通以外の物事が滞ること」を意味することもあります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・車の渋滞の列はずっと続いていた。
(出典:伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』)
・渋滞による低速走行のため、運転をしながらでも他車の中がよく見えた。
(出典:吉村達也『ついてくる』)
・こういう道具類がないために仕事がどんなに渋滞したか知れなかった。
(出典:デフォー/佐山栄太郎訳『ロビンソン・クルーソー』)
・私はこの頃は、心の歩みのなかに渋滞と障害とを感じて苦しんでいます。
(出典:倉田百三『青春の息の痕』)
・天気予報は終わり、学園都市の渋滞情報が始まっていた。
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第8巻』)
・交差点を中心に、なかなか動かない渋滞状況です。
(出典:久美沙織『小説版MOTHER1』)
・車両が簡単に手に入るのはいいんですが、おかげでみんなが持ちたがって、道は大渋滞します。
(出典:時雨沢恵一『キノの旅 第6巻』)
・そのときはまだ首都高渋滞の情報は入っていませんでした。
(出典:村上春樹『1Q84 BOOK3』)