デジタルデバイド
「デジタルデバイド問題」などのように使う「デジタルデバイド」という言葉。
「デジタルデバイド」は、英語で「digital divide」と表記します。
「デジタルデバイド」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「デジタルデバイド」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
デジタルデバイドの意味
「デジタルデバイド」には次の意味があります。
・コンピュータネットワークから得られる情報を、利用・享受できる環境にあるか否かによって生じる、地域間・集団間・個人間などの格差。デジタル情報格差。(出典:精選版 日本国語大辞典)
わかりやすく言えば「パソコンやインターネットを活用できる人とできない人の間に生じる情報格差」という意味です。
「デバイド」は「格差」という意味の言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・って感じのデジタルデバイドっぷりである。
(出典:谷川流『11 涼宮ハルヒの驚愕(後)』)
・デジタルデバイドの是正に向けて、行政側が取り組む必要がある。
・国際間のインフラ整備の差によってみられるデジタルデバイドも存在する。
・高齢者のデジタルデバイドを解消できるような端末が求められる。
・多角的な点からデジタルデバイドの解消に向けて取り組まなければならない。
類語
・情報格差(じょうほうかくさ)
意味:デジタルデバイド。(出典:デジタル大辞泉)
・デジタル格差(でじたるかくさ)
意味:デジタルデバイド。(出典:デジタル大辞泉)
・情報弱者(じょうほうじゃくしゃ)
意味:マスコミ報道やインターネットなどに触れる機会が少なく、情報の入手において不利な環境にいる人。また、情報の価値や真偽の判断に慣れていない人。(出典:デジタル大辞泉)
・格差(格差)
意味:価格、資格、等級などの差。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・デバイド
意味:格差。(出典:デジタル大辞泉)