スポンサーリンク

利益とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

利益

「莫大な利益」などのように使う「利益」という言葉。

「利益」は、音読みで「りえき」と読みます。

「利益」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「利益」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

利益の意味

「利益」には次の二つの意味があります。

1 事業などをして得るもうけ。利潤。
2 得になること。益になること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

利益の意味①「事業などをして得るもうけ。利潤。」

「利益」の一つ目の意味は「事業などをして得るもうけ。利潤。」です。

売り上げなどの収益から費用を差し引いた金額を指します。
会計用語として使う場合はこの意味です。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・会社というのは利益を上げなければやっていけないのだ。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(上)』)

・一億もの利益を生むには何年もかかる。
(出典:高橋克彦『春信殺人事件』)

・彼は利益が減少し続けていると言い張って奴隷貿易をあっさり放棄した。
(出典:ラヴクラフト・ハワード・フィリップス『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』)

・混乱させたほうが商売上の利益になる場合などがそうだ。
(出典:ヴィンジ『最果ての銀河船団(上)』)

・取引の利益を独占しようとする、この船をもタブーとする。
(出典:ヴェルヌ/大久保和郎訳『グラント船長の子供たち(下) 地の果ての燈台』)

スポンサーリンク

利益の意味②「得になること。益になること。」

「利益」の二つ目の意味は「得になること。益(えき)になること。」です。

「有利になること」や「役に立つこと」を意味します。
一般的にはこの意味で使うことが多いです。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・彼女を殺した所で私には何の利益もありません。
(出典:浜尾四郎『死者の権利』)

・俺の利益にもならなかったし、お前の利益にもならなかったじゃないか。
(出典:小山内薫『反古』)

・日本全体の利益と幸福とを目的として議論をなすものなり。
(出典:徳富蘇峰『将来の日本』)

・私は思想上の問題について、大いなる利益を先生から受けた事を自白する。
(出典:夏目漱石『こころ』)

・本を読むのは利益だということは、ほんとうのことである。
(出典:マロ・エクトール・アンリ『家なき子』)

タイトルとURLをコピーしました