目を三角にする
「目を三角にして叱る」などのように使う「目を三角にする」という言葉。
「目を三角にする」は、訓読みで「めをさんかくにする」と読みます。
「目を三角にする」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「目を三角にする」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
目を三角にするの意味
「目を三角にする」には次の意味があります。
・目を怒らす。怖い目つきをする。目に角を立てる。（出典：デジタル大辞泉）
「目を三角にして叱る」は「怖い目つきをして叱る」という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・母親は目を三角にして僕の行いを叱った。
・空き地で遊んでいたら、おじさんが目を三角にして怒鳴りつけてきた。
・「自分に非はない」と、目を三角にして食って掛かった。
類語
・射すくめる（いすくめる）
意味：相手を見据えてこわがらせ、身が縮むようにする。（出典：デジタル大辞泉）
・眼光（がんこう）
意味：物をじっと見つめるときなどの、目の光。目の輝き。（出典：デジタル大辞泉）
・八方睨み（はっぽうにらみ）
意味：四方八方へ目を配ってにらみをきかせること。（出典：デジタル大辞泉）
・逆上（ぎゃくじょう）
意味：激しい怒りや悲しみなどのために、頭に血が上ること。分別をなくし取り乱すこと。（出典：デジタル大辞泉）
・反目（はんもく）
意味：にらみあうこと。対立して仲の悪いこと。（出典：精選版 日本国語大辞典）
