清々しい
「清々しい青空」などのように使う「清々しい」という言葉。
「清々しい」は、「すがすがしい」と読みます。
「清々しい」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「清々しい」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
清々しいの意味
「清々しい」には次の意味があります。
・さわやかで気持ちがいい。(出典:デジタル大辞泉)
「清々しい」には他の意味もありますが、上記の意味で使うことがほとんどです。
「清々しい程に晴れ渡った空」で、「爽やかな気分になるほどに晴れ渡った空」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・玄関の扉は大きく開かれ、朝の清々しい空気がそこら中を満たしている。
(出典:香月日輪『妖怪アパートの幽雅な日常1』)
・竹というものは見るだけで清々しい気分になるから不思議だった。
(出典:宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 幻の声』)
・これを高校生らしい清々しい態度と言うんでしょうが、私はそうは見ない。
(出典:山口瞳『草野球必勝法』)
・それはまるで、ボクの気持ちを代弁するかのような、清々しい光だった。
(出典:白瀬修『おと×まほ 第3巻』)
・過去にはそこそこの人が周りにいたのに、今は清々しいほどに孤独だ。
(出典:岩井志麻子『楽園(ラック・ヴィエン)』)
類語
・爽快(そうかい)
意味:さわやかで気持ちがよいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・気持ちいい(きもちいい)
意味:心身の状態がよい。気分がよい。(出典:デジタル大辞泉)
・小気味よい(こぎみよい)
意味:行動ややり方などが鮮やかで気持ちがよい。(出典:デジタル大辞泉)
・晴れ晴れしい(はればれしい)
意味:心にわずらいなどがなく晴れやかなさま。(出典:デジタル大辞泉)
・爽やか(さわやか)
意味:さっぱりとして気分のよいさま。気持よくすがすがしいさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)