ポーカーフェイス
「ポーカーフェイスを装う」などのように使う「ポーカーフェイス」という言葉。
英語では「poker face」と表記します。
「ポーカーフェイス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ポーカーフェイス」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ポーカーフェイスの意味
「ポーカーフェイス」には次の意味があります。
・《ポーカーをするとき、手札を悟られまいと無表情を装うところから》表情を変えないこと。無表情な顔つき。(出典:デジタル大辞泉)
トランプゲームの「ポーカー」をプレイするときの「フェイス(顔つき)」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・カウンターの中では蝶タイ姿の老人が一人、ポーカーフェイスでシェイカーを振っていた。
(出典:桐野夏生『OUT(下)』)
・運転手は、まったくのポーカーフェイスでハンドルを握っている。
(出典:吉村達也『トリック狂殺人事件』)
・ポーカーフェイスは変わらなかったが、二度も自分の邪魔をしてきた敵に、クラマは心底腹が立っていた。
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!08 燃えるワン・マン・フォース』)
・しかし俺は、内心を隠したままポーカーフェイスで交渉に就いた。
(出典:九里史生『SAO Web 0407 第八章02』)
・本来ポーカーフェイスには自信があったのだ。
(出典:鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 07』)
類語
・無口(むくち)
意味:口数の少ないこと。おしゃべりでないこと。また、そのさまや、その人。寡黙。(出典:デジタル大辞泉)
・むっつり
意味:口数が少なく、愛想のないさま。(出典:デジタル大辞泉)
・寡黙(かもく)
意味:口数が少ないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)