起動
「パソコンを起動させる」などのように使う「起動」という言葉。
「起動」は、音読みで「きどう」と読みます。
「起動」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「起動」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
起動の意味
「起動」には次の意味があります。
・動きや働きを起こすこと。特に、機器類が運転を開始すること。(出典:デジタル大辞泉)
「起動」を簡単に言うと、機械が動き始めること、運転開始することを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この後の予定は、まず教室でクラス展示用プログラムの起動と最終確認。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第13巻 -水際の号火』)
・お前はこの装置を起動するか、そうしないかを選択することが出来る。
(出典:同人『涼宮ハルヒの微笑』)
・起動装置が敵の手にある間は、同じことの繰り返しになってしまいますので。
(出典:伊達将範『DADDYFACE 世界樹の舟』)
・すっかり飽きたゲームなのに、初めて起動したときみたいに心が弾んだ。
(出典:橋本紡『半分の月がのぼる空5』)
・遠隔制御霊装はフィアンマの手を離れたが、まだ起動しているのだろう。
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第22巻』)
類語
・始動(しどう)
意味:機械などの運転を開始すること。また、機械が動きはじめること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・運転(うんてん)
意味:大きな機械を作動させること。(出典:デジタル大辞泉)
・稼働(かどう)
意味:機械を運転すること。また、機械が動いて仕事をすること。(出典:デジタル大辞泉)
・作動(さどう)
意味:機械や装置の運動部分が働くこと。(出典:デジタル大辞泉)
・実働(じつどう)
意味:実際に仕事について働くこと。(出典:デジタル大辞泉)