自虐
「自虐ネタで笑わせる」などのように使う「自虐」という言葉。
「自虐」は、音読みで「じぎゃく」と読みます。
「自虐」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「自虐」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
自虐の意味
「自虐」には次の意味があります。
・自分で自分をいじめ苦しめること。（出典：デジタル大辞泉）
「自虐」という言葉をわかりやすく言うと、「自らを責めること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それが望まないものだとしても、自分から傷つく以上は自虐的な行為だ。
（出典：奈須きのこ『Fate／hollow ataraxia 本編のみ ver1.00ルビあり』）
・自虐的な言辞を弄しているのか、写真界へ皮肉の矢を放っているのか。
（出典：小堺昭三『カメラマンたちの昭和史』）
・時代全体が裏と表に満ちた、妙にいかがわしく自虐的な活気に満ちていた。
（出典：キャロル／多田幸蔵訳『不思議の国のアリス』）
・しかし彼等は解散をとどまり、新しい、自虐的な挑戦を敢行したのです。
（出典：松平維秋『松平維秋の仕事』）
・自虐も優越感もどちらもない、冷静に分析しているような口ぶりだった。
（出典：サタミシュウ『私の奴隷になりなさい』）
類語
・自滅（じめつ）
意味：自分のしたことが原因となって自分自身に悪い結果をもたらすこと。自分の失敗で敗れること。（出典：デジタル大辞泉）
・自爆（じばく）
意味：自分の乗る軍艦、飛行機などをみずから爆破すること。転じて、自分を破滅させるような行為をすることにもいう。（出典：デジタル大辞泉）
・虐待（ぎゃくたい）
意味：むごい扱いをすること。（出典：デジタル大辞泉）
・虐げる（しいたげる）
意味：むごい扱いをして苦しめる。（出典：デジタル大辞泉）
・迫害（はくがい）
意味：弱い立場の者などを追い詰めて、苦しめること。（出典：）
