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急務とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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急務

「改革が急務を要する」などのように使う「急務」という言葉。

「急務」は、音読みで「きゅうむ」と読みます。

「急務」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「急務」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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急務の意味

「急務」には次の意味があります。

急いでしなければならない任務や仕事。(出典:デジタル大辞泉)

上記の意味の如く、一刻も早く取り組まなければならない任務などのことをさす言葉です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・向う三軒両隣りと言うが如く、外国との交通を開始するのが急務である。
(出典:中谷宇吉郎『『雪華図説』の研究後日譚』)

・今後の体制をどのように立て直すか、信長にとっての急務はそれであった。
(出典:井沢元彦『日本史の叛逆者 私説・本能寺の変』)

・なんとなれば私らはこれよりもいっそう根本的なる急務を持つからである。
(出典:倉田百三『愛と認識との出発』)

・優秀なフランス人を抱えておくことは、我々にとっては急務なのです。
(出典:佐藤賢一『王妃の離婚』)

・かかる次第であってみれば、ここにその制定の急務が叫ばれるに無理はない。
(出典:喜田貞吉『国号の由来』)

類語

要務(ようむ)
意味:大切なつとめ。きわめて必要な仕事。(出典:精選版 日本国語大辞典)

特務(とくむ)
意味:特別の任務。特殊な任務。(出典:精選版 日本国語大辞典)

実務(じつむ)
意味:具体的な仕事。実地に行なう業務。(出典:精選版 日本国語大辞典)

業務(ぎょうむ)
意味:職業や事業などに関して、継続して行う仕事。(出典:デジタル大辞泉)

庶務(しょむ)
意味:種々雑多な事務。(出典:デジタル大辞泉)

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