範囲
「範囲が広い」などのように使う「範囲」という言葉。
「範囲」は、音読みで「はんい」と読みます。
「範囲」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「範囲」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
範囲の意味
「範囲」には次の意味があります。
・ある一定の限られた広がり。ある区域。（出典：デジタル大辞泉）
上記の意味の如く、ある一定の限られた領域のことをさす言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・一定の範囲をそのクラスで勉強したなら、試験を受ける資格が発生する。
（出典：片岡義男『ラハイナまで来た理由』）
・やつは確かにわれわれの通信妨害波の範囲を測定しようとしているんだ。
（出典：E・E・スミス『レンズマン・シリーズ(全7巻) 1 銀河パトロール隊』）
・大伯父は少なくとも自分が話してもいいと思った範囲では説明しました。
（出典：レ・ファニュ・ジョゼフ・シェリダン『ドラムガニョールの白い猫』）
・そしてその変化は、交通の範囲が狭いだけそれだけ多かるべき訳である。
（出典：喜田貞吉『特殊部落の言語』）
・二条城も私の散歩の範囲にあったし、二条駅も私の好きな場所であった。
（出典：外村繁『澪標』）
類語
・領域（りょういき）
意味：ある力・作用・規定などが及ぶ範囲。また、その物事・人がかかわりをもつ範囲。（出典：デジタル大辞泉）
・枠（わく）
意味：ある制限の範囲。限界。（出典：デジタル大辞泉）
・区域（くいき）
意味：くぎられた一定範囲の場所。（出典：デジタル大辞泉）
・帯域（たいいき）
意味：ある幅をもって定められた範囲。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・エリア
意味：区域。地域。地帯。（出典：精選版 日本国語大辞典）
