ダイレクト
「ダイレクトに伝える」などのように使う「ダイレクト」という言葉。
英語では「direct」と表記します。
「ダイレクト」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ダイレクト」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ダイレクトの意味
「ダイレクト」には次の意味があります。
・介在するものがなく、直接であるさま。(出典:デジタル大辞泉)
手法やその人の振る舞いについて使用する場合が多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・自分の気持ちのもっとも正直な部分をダイレクトに表現することになる。
(出典:姫野カオルコ『初体験物語』)
・梓の眼は、他人の思考を、その人物にとっての真実をダイレクトに読む。
(出典:佐竹彬『カクレヒメ 第01巻』)
・説明がダイレクトすぎて、どんな顔をしていいのか分からなかった。
(出典:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~』)
・自分の知りたい事をハッキリ聞けない、あるいはダイレクトに答えない。
(出典:井形慶子『ときどきイギリス暮らし』)
・ごくたまに、腹の底からダイレクトに、脳にまで気持の報告の来ることがある。
(出典:赤瀬川原平『優柔不断術』)
類語
・ストレート
意味:直接的であること。特に表現が率直であること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・直接的(ちょくせつてき)
意味:直接であるさま。間に何もはさまないさま。じか。(出典:デジタル大辞泉)
・単刀直入(たんとうちょくにゅう)
意味:《一人で刀を持って敵に切り込む意から》直接に要点を突くこと。遠回しでなく、すぐに本題に入ること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・率直(そっちょく)
意味:ありのままで隠すところがないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・直に(じかに)
意味:間にほかのものを入れないで直接にするさま。(出典:デジタル大辞泉)