挑発的
「挑発的な態度」などのように使う「挑発的」という言葉。
「挑発的」は、音読みで「ちょうはつてき」と読みます。
「挑発的」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「挑発的」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
挑発的の意味
「挑発的」には次の意味があります。
・いかにも挑発するようなさま。事を引き起こすようにしむけたり、色情を刺激したりするさま。(出典:デジタル大辞泉)
「挑発的」とは、そそのかすような態度をとることを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・賭けの時の挑発的な発言なんて、前の時には絶対に聞けなかったはずだ。
(出典:雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス4 コンフィデンシャル・コール』)
・彼はなぜあのような挑発的なしゃべり方をしなくてはならないのか。
(出典:村上春樹『1Q84 BOOK3』)
・自分の言葉に慌てていると、また、挑発的な発言が勝手に飛び出した。
(出典:池上永一『レキオス』)
・怒らせてはまずい、と思いながらも七瀬はつい挑発的に笑ってしまった。
(出典:筒井康隆『(「七瀬」三部作 3) エディプスの恋人』)
・ヘラヘラした顔で挑発的な視線を飛ばしてくる外国人など完全に無視。
(出典:片山憲太郎『電波的な彼女2』)
類語
・攻撃的(こうげきてき)
意味:相手を激しく責めるさま。他人に対して寛容さがないさま。(出典:デジタル大辞泉)
・アグレッシブ
意味:攻撃的なさま。(出典:デジタル大辞泉)
・破壊的(はかいてき)
意味:物事を打ちこわそうとするさま。(出典:デジタル大辞泉)
・好戦的(こうせんてき)
意味:争いごとを好むさま。(出典:デジタル大辞泉)
・戦闘的(せんとうてき)
意味:他と戦ってでも物事を押し通そうとするさま。(出典:デジタル大辞泉)