追撃
「相手の追撃をかわす」などのように使う「追撃」という言葉。
「追撃」は、音読みで「ついげき」と読みます。
「追撃」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「追撃」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
追撃の意味
「追撃」には次の意味があります。
・逃げる敵を追いかけて攻撃すること。(出典:デジタル大辞泉)
「追撃」という言葉をわかりやすく言うと、「追い打ちをかける」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・もはやこの艦隊は追撃は出来ない宙域へ進出してしまっていたからだ。
(出典:高橋昌也『ガンダム・センチネル』)
・追撃してきたのが彼らだけか、それとも後続がいるのか判断はつかない。
(出典:水野良『ロードス島戦記 外伝「黒衣の騎士」』)
・すぐに追撃か、勝龍寺城攻めの布れが出るものと考えていたからである。
(出典:茶屋二郎『遠く永い夢(下)-関ヶ原 戦勢逆転の真実』)
・また敵が引き返して逃げても、敵の出発した基地まで高速で追撃できる。
(出典:豊田穣『飛行機王・中島知久平』)
・そのとき予想される敵の追撃を退けるため、二、三千の兵を率いていた。
(出典:陳舜臣『秘本三国志 5 (五)』)
類語
・猛攻(もうこう)
意味:激しく攻め立てること。猛撃。(出典:デジタル大辞泉)
・奇襲(きしゅう)
意味:相手の油断、不意をついて、思いがけない方法でおそうこと。不意打ち。(出典:デジタル大辞泉)
・急襲(きゅうしゅう)
意味:敵のすきをねらって、急に襲いかかること。(出典:デジタル大辞泉)
・侵攻(しんこう)
意味:進軍して敵を攻めること。(出典:デジタル大辞泉)
・攻勢(こうせい)
意味:敵に対し積極的に攻撃をしかけること。また、その態勢。(出典デジタル大辞泉:)