目的
「目的を達成する」などのように使う「目的」という言葉。
「目的」は、音読みで「もくてき」と読みます。
「目的」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「目的」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
目的の意味
「目的」には次の意味があります。
・実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと、「成し遂げようとすること」や「目指していること」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・正式に知事を訪問して、我々の派遣の目的を説明した。
(出典:モース・エドワード・シルヴェスター『日本その日その日』)
・調和させて、両方有効に使って行こうとするのが仏教の目的です。
(出典:岡本かの子『仏教人生読本』)
・彼女の訓練と教育とはその目的に向って導かれなければならない。
(出典:ゴールドマン・エマ『結婚と恋愛』)
・その文章は、なんの目的で書かれたものであつたかも今日では記憶にない。
(出典:岸田国士『日本人とは?』)
・ぼくも自分なりの目的をもって歩いているようなふりをしなくてはならない。
(出典:石塚浩之『UV』)
類語
・目当て(めあて)
意味:心の中で目指しているもの。行動のねらい。目的。(出典:デジタル大辞泉)
・狙い(ねらい)
意味:ねらう目標。めざす意図。目当て。(出典:デジタル大辞泉)
・目標(もくひょう)
意味:ある物事をなし遂げたり、ある地点まで行きついたりするための目印。めあて。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・狙い所(ねらいどころ)
意味:ねらいとする所。目標とする点。(出典:デジタル大辞泉)
・付目(つけめ)
意味:目あてにしていること。ねらいどころ。(出典:精選版 日本国語大辞典)