加速
「スピードを加速させる」などのように使う「加速」という言葉。
「加速」は、音読みで「かそく」と読みます。
「加速」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「加速」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
加速の意味
「加速」には次の意味があります。
・速度を加えること。(出典:デジタル大辞泉)
上記の意味の如く、速度が増すことを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・すべてのものを背後に置き去りにしながら、ひかり号は加速していった。
(出典:片岡義男『少女時代』)
・同じマシンを使用しているなら、二人乗りのほうが明らかに加速が鈍い。
(出典:九里史生『SAO-Web-3』)
・計算上では、ここの時間加速率は二〇〇倍に達していると思われます。
(出典:山本弘『時の果てのフェブラリー 赤方偏移世界 徳間デュアル文庫版』)
・また、まっすぐ加速してきた軍とは、勢においてくらべものにならない。
(出典:井上祐美子『五王戦国志4 黄塵篇』)
・加速モードが維持できるのは今のところ三〇秒間と設定されている。
(出典:山本弘『まだ見ぬ冬の悲しみも』)
類語
・スピードアップ
意味:速度をはやめること。仕事や生産の能率を上げること。能率増進。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・加速度(かそくど)
意味:物事の変化の速さがしだいに増していくこと。(出典:デジタル大辞泉)
・促進(そくしん)
意味:物事の進もうとする力に更に力を加えること。進捗(しんちょく)をうながしすすめること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・亢進(こうしん)
意味:物事の度合いが高まること。(出典:デジタル大辞泉)
・累加(るいか)
意味:重なり加わること。また、重ね加えること。(出典:デジタル大辞泉)