咆哮
「獅子の咆哮」などのように使う「咆哮」という言葉。
「咆哮」は、音読みで「ほうこう」と読みます。
「咆哮」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「咆哮」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
咆哮の意味
「咆哮」には次の意味があります。
・猛獣などが、ほえたけること。また、その声。(出典:デジタル大辞泉)
咆哮自体は獣の声を意味しますが、「猛獣のように吠える」「獣のような声を出す」などのように比喩的に使われることが多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・誰かが先に手をつけて、うほっというゴリラの咆哮のような声をあげた。
(出典:初野晴『水の時計』)
・僕は、我々が生を越えて行ったときにも咆哮する闇の風音を一瞬聞いた。
(出典:ウルフ/鈴木幸夫訳『波』)
・うなりとも咆哮ともつかぬ海嘯のような喚声があがったのはこのときだ。
(出典:山田風太郎『江戸忍法帖』)
・再びの咆哮に力を得て、瓦礫一つ一つの後方から群青の炎が噴射される。
(出典:高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第02巻』)
・そんな時の木枯しの音は、まさに群狼が一斉に咆哮しているようだった。
(出典:黒岩重吾『落日の王子 蘇我入鹿(下)』)
類語
・唸る(うなる)
意味:獣が威嚇するような、低い声を発する。 (出典:大辞林 第三版)
・吠える(ほえる)
意味:犬やけものが威嚇いかくなどのために大声で鳴く。 (出典:大辞林 第三版)
・哮る(たける)
意味:けものなどが荒々しくほえる。また、大声で叫ぶ。(出典:デジタル大辞泉)
・嘯く(うそぶく)
意味:猛獣などがほえる。鳥などが鳴き声をあげる。(出典:デジタル大辞泉)
・猛り立つ(たけりたつ)
意味:けものなどが興奮して、盛んに大声でほえたてる。(出典:デジタル大辞泉)