ノンストップ
「ノンストップで走る」などのように使う「ノンストップ」という言葉。
英語では「nonstop」と表記します。
「ノンストップ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ノンストップ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ノンストップの意味
「ノンストップ」には次の意味があります。
・止まらないこと。特に、乗物について、ある区間を全く止まらないで走り続けること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
否定を意味する「ノン」と「ストップ(止まる)」を組み合わせた表現になっています。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・昼間の普通急行がこれほど長時間ノンストップで走る区間は他にないだろう。
(出典:宮脇俊三『汽車旅12カ月』)
・高速を利用してノンストップで行けば、軽四でも二時間ぐらいで行けるだろう。
(出典:梅原克文『カムナビ(下)』)
・米原を出発すると、あとは京都までノンストップなんだよ。
(出典:坂口安吾『投手殺人事件』)
・ノンストップでつながれた曲が二十分も流れると、おれはもう面倒になり考えるのをやめてしまった
(出典:石田衣良『池袋ウエストゲートパーク 第3巻 骨音』)
・何で一時間もノンストップで走り続けてんだよ俺達おれたちは!?
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第5巻』)
類語
・絶え間無い(たえまない)
意味:物事が中断することがない。途絶えることなく続くさま。休みない。(出典:デジタル大辞泉)
・無間(むけん)
意味:たえまのないこと。間断のないこと。ひっきりなし。(出典:精選版 日本国語大辞)
・直行(ちょっこう)
意味: 途中でどこにも寄らずに、直接目的地に行くこと。(出典:デジタル大辞泉)
・無着陸(むちゃくりく)
意味:航空機などが目的地に着くまで一度も着陸しないこと。(出典:デジタル大辞泉)