社交的
「彼女は社交的な性格だ」などのように使う「社交的」という言葉。
「社交的」は、音読みで「しゃこうてき」と読みます。
「社交的」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「社交的」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
社交的の意味
「社交的」には次の意味があります。
・人とのつきあいに積極的で、つきあい方のじょうずなさま。(出典:デジタル大辞泉)
「社交的」な人は、一般的に交友関係が広い、前向き、活動的などの特徴があると言われています。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・社交的なものではないし、知的なものでもないことは、明らかであった。
(出典:ダイン/瀬沼茂樹訳『カナリヤ殺人事件』)
・しかし彼らは二人とも、かなり教養のある親切げな社交的な男であった。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)
・この少年はもっと実際的な方面に才があり、話のしぶりも社交的であった。
(出典:倉田百三『光り合ういのち』)
・しかし、いくらかは不満を表明するのが社交的な儀礼というものであろう。
(出典:半村良『赤い酒場』)
・娘はそれを、自分が賢く明るく社交的になったように感じて、歓迎した。
(出典:小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』)
類語
・外向的(がいこうてき)
意味:興味や関心が外部の物事に向かうさま。(出典:デジタル大辞泉)
・積極的(せっきょくてき)
意味:物事を進んでするさま。(出典:デジタル大辞泉)
・能動的(のうどうてき)
意味:自分から他へはたらきかけるさま。(出典:デジタル大辞泉)
・意欲的(いよくてき)
意味:物事を積極的に成し遂げようとするさま。(出典:デジタル大辞泉)
・精力的(せいりょくてき)
意味:活動する力のあふれるさま。疲れを見せずに物事に積極的に対処していくさま。(出典:デジタル大辞泉)