繁盛
「繁盛店」などのように使う「繁盛」という言葉。
「繁盛」は、音読みで「はんじょう」と読みます。
「繁盛」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「繁盛」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
繁盛の意味
「繁盛」には次の意味があります。
・にぎわい大いに栄えること。また、そのさま。はんせい。(出典:デジタル大辞泉)
「繁盛」は「繁昌」と表記することもあります。読みや意味は同じです。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・駅近のビルに最新の設備を入れて、ずいぶん繁盛している感じでしたよ。
(出典:法月綸太郎『生首に聞いてみろ』)
・この人がいたから、この商家は繁盛してきたのだとバルサは思っている。
(出典:上橋菜穂子『守り人シリーズ5 神の守り人 来訪編』)
・わたしの開いているレストランは、まずまず繁盛しているといっていい。
(出典:A・バートラム・チャンドラー『銀河辺境シリーズ(全25巻) 16 外伝1/光子帆船フライング・クラウド』)
・それでも、横浜店を大改造して寿司店をはじめ、店は大へんに繁盛した。
(出典:大塚公子『57人の死刑囚』)
・今の薬師川が宝川といふ旧名を持つてゐるのはその繁盛を証明してゐる。
(出典:斎藤茂吉『支流』)
類語
・栄える(さかえる)
意味:勢いが盛んになる。繁栄する。繁盛する。(出典:デジタル大辞泉)
・繁栄(はんえい)
意味:豊かにさかえること。さかえて発展すること。(出典:デジタル大辞泉)
・賑わう(にぎわう)
意味:豊かになる。繁盛する。(出典:デジタル大辞泉)
・全盛(ぜんせい)
意味:人気や勢力などが最も盛んな状態にあること。(出典:デジタル大辞泉)
・最盛(さいせい)
意味:もっとも盛んなこと。いちばんの盛り。(出典:デジタル大辞泉)