企画
「新しい企画を考える」などのように使う「企画」という言葉。
「企画」は、音読みで「きかく」と読みます。
「企画」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「企画」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
企画の意味
「企画」には次の意味があります。
・計画を立てること。また、その計画。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「企画」とは、ある事をするために、その内容を具体的に考え、立案し、手はずを整えていくことを言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・こんな企画にだれが来るんだろう、と最初は心配していたんだけどね。
(出典:入間人間『電波女と青春男 第6巻』)
・この企画の取材が進むにつれて、彼女は反発を感じるようになった。
(出典:アーサー・C・クラーク『宇宙の旅〈オデッセイ〉シリーズ(全4巻) 3 2061年宇宙の旅』)
・詩人は再びさまざまな芸術活動を企画していた。
(出典:アポリネール/須賀慣訳『一万一千本の鞭』)
・今日の会議に、総合企画部長と総務部長の二人が出席していないからだ。
(出典:山田智彦『銀行 男たちの報酬』)
・すなわち一つは特別にいわゆる外地向きの映画を企画製作すべしという意見。
(出典:伊丹万作『映画と民族性』)
類語
・設計(せっけい)
意味:一般に、計画を立てること。また、その計画。(出典:デジタル大辞泉)
・立案(りつあん)
意味:工夫して計画を立てること。案を立てること。(出典:デジタル大辞泉)
・計画(けいかく)
意味:ことを行なうため、まえもってその方法などを考えること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・構想(こうそう)
意味:これからしようとする物事について、その内容・規模・実現方法などを考えて、骨組みをまとめること。(出典:デジタル大辞泉)
・プロジェクト
意味:研究や事業などの開発計画。(出典:精選版 日本国語大辞典)