値千金
ことわざの「春宵一刻値千金」の中にある「値千金」という言葉。
「あたいせんきん」と読みます。
スポーツ中継の際、互角の勝負している時などの、大事な場面で頻繁に使われる言葉です。
この記事では「値千金」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
値千金の意味
「値千金」には次の意味があります。
・非常に価値の高いこと。(出典:大辞林)
「値千金」をわかりやすくいうと、「値打ちがつけられないほど大変貴重」という意味になります。
「値千金」はここぞという時に使う言葉になります。
具体的な使い方や例文は下記の通りです。
使い方・例文
・女は女である限り、体の中心部に、何ものにも代えがたい値千金の宝石を秘めているのだ。
(出典:谷沢永一『人間通と世間通 “古典の英知”は今も輝く』)
・高校3年生時の全国選手権決勝では、残り時間がわずかになったところで値千金の同点ヘッドをたたき込むなど、大舞台になればなるほど力を発揮するタイプの選手でもあった。
(出典:金子達仁『28年目のハーフタイム』)
・値千金のゴール。
・値千金の一打。
・値千金の一撃。