間食
「ダイエットのために間食を控えている」などのように使う「間食」という言葉。
「間食」は、音読みで「かんしょく」と読みます。
「間食」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「間食」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
間食の意味
「間食」には次の意味があります。
・一日三度のきめられた食事の間に物を食べること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
間食は、栄養補給の他に気分転換や生活にうるおいを与えるなどの役割もあります。
しかし、食べ過ぎてしまうと肥満にもつながる可能性があります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・僕は子供の時、間食は焼き芋と果物だけであとは皆キライで食わなかった。
(出典:正岡容『随筆 寄席囃子』)
・それにこの人目を忍んで間食かんしょくをするという癖は、何も吾等猫族に限った事ではない。
(出典:夏目漱石『吾輩は猫である』)
・間食にポテトチップスに手は出さないし、コークなど一年に一本も飲まない。
(出典:森瑤子『非常識の美学』)
・私は、玩具をもった記憶がない、と云ったが、殆ど、間食をした記憶もなかった。
(出典:直木三十五『死までを語る』)
・あ、それとも三時の間食にした方がいいかな。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night 桜 Heavens Feel NormalEnd -櫻の夢』)
類語
・おやつ
意味:午後3時前後に食べる間食。(出典:デジタル大辞泉)
・軽食(けいしょく)
意味:軽い食事。簡単な食事。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・スナック
意味:軽い食事。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・おめざ
意味:子供が目覚めたときに与える菓子など。(出典:デジタル大辞泉)
・点心(てんしん)
意味:昼食の前に、一時の空腹をいやすためにとる軽い食事。(出典:デジタル大辞泉)