修練
「修練する」などのように使う「修練」という言葉。
「修練」は、音読みで「しゅうれん」と読みます。
「修練」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「修練」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
修練の意味
「修練」には次の意味があります。
・人格・学問・技芸などが向上するように、心身を厳しく鍛えること。(出典:デジタル大辞泉)
自分の能力を向上させるため努力することなどを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・切嗣のようになるのだと日々修練してきたけど、現実はうまくいかない。(出典:奈須きのこ『Fate/stay night 桜 Heavens Feel NormalEnd -櫻の夢』)
・男子はこういう意味の感情の修練、自己の解放を古くから気附いていた。(出典:与謝野晶子『私の貞操観』)
・それが技というものであり、だからこそ修練というものが意味を持つ。
(出典:児玉ヒロキ『イット2』)
・なにか相手を無視するための特別の修練を積んだ、といったふうにも見えた。
(出典:勝目梓『夜のエージェント』)
・いままでの修練を役立たせてみたい気分からでもあるわけだがね。
(出典:星新一『ごたごた気流』)
類語
・鍛錬(たんれん)
意味:きびしい訓練や修養を積んで、技芸や心身を強くきたえること。(出典:デジタル大辞泉)
・研鑽(けんさん)
意味:学問などを深く究めること。(出典:デジタル大辞泉)
・勉強(べんきょう)
意味:学問や技芸などを学ぶこと。(出典:デジタル大辞泉)
・勤学(きんがく)
意味:学問につとめはげむこと。(出典:デジタル大辞泉)
・研学(けんがく)
意味:学問を研究すること。(出典:デジタル大辞泉)