助成
「国の助成金」などのように使う「助成」という言葉。
「助成」は、音読みで「じょせい」と読みます。
「助成」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「助成」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
助成の意味
「助成」には次の意味があります。
・研究や事業が発展し完成するよう援助すること。(出典:デジタル大辞泉)
「助成」をわかりやすく言うと、「完成を助けること」という意味になります。
主に経済面で、研究や事業の完成を助けることを意味します。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・大学や専門学校への助成、援助はすでにいろいろな形で行なわれていた。
(出典:中川靖造『創造の人生 井深大』)
・国の助成金だけで暮らしてるみたいだ。
(出典:馳星周『不夜城』)
・皇帝は、しかし、なかなか西域に兵力増強のための助成をしない。
(出典:上橋菜穂子『鹿の王 上』)
・二年間、研究助成を受けられることになった。
(出典:宮川典子『青空文庫ものがたり』)
・これは、科学研究の助成とコーオーディネーションとを目的としている。
(出典:中井正一『調査機関』)
類語
・援助(えんじょ)
意味:困っている人に力を貸すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・支援(しえん)
意味:力を貸して助けること。(出典:デジタル大辞泉)
・後援(こうえん)
意味:仕事や計画などの後ろだてとなって、資金を提供したり便宜を図ったりして援助すること。(出典:デジタル大辞泉)
・応援(おうえん)
意味:力を貸して助けること。また、その助け。(出典:デジタル大辞泉)
・賛助(さんじょ)
意味:事業などの趣旨に賛成して力を添えること。(出典:デジタル大辞泉)