上機嫌
「上機嫌で現れた」などのように使う「上機嫌」という言葉。
「上機嫌」は、音読みで「じょうきげん」と読みます。
「上機嫌」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「上機嫌」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
上機嫌の意味
「上機嫌」には次の意味があります。
・非常に機嫌がよいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
「上機嫌」という言葉は、「普段より格段に機嫌がよい様子」を指します。ちなみに「ご機嫌」は「普段より機嫌がよい様子」を指します。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・あとであまり自分が上機嫌だったのを思い出して、びっくりしましたよ。
(出典:フィルポッツ/井内雄四郎訳『闇からの声』)
・そういう光景を見るとき、私はとても上機嫌になってる自分を発見する。
(出典:田辺聖子『女の長風呂 II』)
・そう云う時は上機嫌で早く自分の子供が欲しい、などと云ったそうである。
(出典:京極夏彦『魍魎の匣』)
・既に何杯目かのグラスを飲み干された王子は、上機嫌で話を続けられた。
(出典:服部まゆみ『一八八八 切り裂きジャック』)
・それを知り尽くしているだけに、母の上機嫌の原因がわからず困惑した。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 9 贄殺し編』)
類語
・御機嫌(ごきげん)
意味:非常に機嫌のよいさま。(出典:デジタル大辞泉)
・嬉嬉(きき)
意味:笑い楽しむさま。喜びうれしがるさま。(出典:デジタル大辞泉)
・満悦(まんえつ)
意味:心が満ち足りてよろこぶこと。(出典:デジタル大辞泉)
・愉快(ゆかい)
意味:楽しく気持ちのよいこと。おもしろく、心が浮きたつこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・爽快(そうかい)
意味:さわやかで気持ちがよいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)