休息
「休息をとる」などのように使う「休息」という言葉。
「休息」は、音読みで「きゅうそく」と読みます。
「休息」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「休息」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
休息の意味
「休息」には次の意味があります。
・仕事などをやめて心身を休めること。くつろぐこと。(出典:デジタル大辞泉)
「休息」をわかりやすく言うと「体を休める」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・二条の院に着いた源氏はしばらく休息をしながら夫人に嵯峨の話をした。
(出典:与謝野晶子『源氏物語』)
・わたしの理性は、結局それが一時的な休息でしかないことを知っていた。
(出典:ドイル/永井淳訳『毒ガス帯』)
・バーゼルにおける休息の一日は過ぎていき、私はここでの仕事を終えた。
(出典:The Creative CAT『千里眼の村』)
・この休息はたった二分つづいただけなのに、まるで一生涯のように思えた。
(出典:アーサー・C・クラーク『宇宙のランデヴー』)
・そうして彼の神経は恐らく休息を知らないまでに働いていたであろう。
(出典:柳宗悦『工芸の道』)
類語
・休憩(きゅうけい)
意味:仕事や運動などを一時やめて、休むこと。(出典:デジタル大辞泉)
・休眠(きゅうみん)
意味:休み眠ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・休業(きゅうぎょう)
意味:営業・業務などを休むこと。(出典:デジタル大辞泉)
・休場(きゅうじょう)
意味:競技や興行などに出るのを休むこと。(出典:デジタル大辞泉)
・休講(きゅうこう)
意味:教師が講義を休むこと。講義がないこと。(出典:デジタル大辞泉)