ホラー
「ホラー映画」などのように使う「ホラー」という言葉。
英語では「horror」と表記します。
「ホラー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ホラー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ホラーの意味
「ホラー」には次の意味があります。
・恐怖。戦慄。(出典:デジタル大辞泉)
映画や小説などの創作物のジャンルとして多く用いられます。
同じようにオカルトというのも恐ろしさのあるものとして思われがちですが、オカルトはホラージャンルの要素の一つになるものです。現実離れした「神秘的な」「目に見えない」などの意味があり、霊や悪魔的なものを題材とするものなどが当てはまります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ホラー好きなら、ここからもうひとりの人物の名を挙げられるだろう。
(出典:菊地秀行『妖戦地帯3 淫闘篇』)
・ここで返事が一つだけ多かったりしたらそれはそれでホラーだが。
(出典:五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密(全16巻) 乃木坂春香の秘密 11』)
・その映画が何だったかと言うと、これがスプラッタ系のホラーだった。
(出典:谷川流『8 涼宮ハルヒの憤慨』)
・あちこちでホラー好きであることを公言していたからかもしれない。で、久しぶりのオリジナル長篇を発表することが出来た
(出典:牧野修『アロマパラノイド 偏執の芳香』)
・そのうち誰も来なくなって、近所からホラースポットに認定されるぞ!
(出典:田口仙年堂『吉永さん家のガーゴイル 第1巻』)
類語
・スリル
意味:それ自体不快ではなく、むしろ楽しみの対象となるような恐怖感・不安感。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ホラー映画(ほらーえいが)
意味:ショック・恐怖・戦慄をねらった映画。(出典:デジタル大辞泉)
・サスペンス
意味:》小説・ドラマ・映画などで、筋の展開や状況設定などによって、読者や観客に与える不安感や緊張感。(出典:デジタル大辞泉)
・スリラー
意味:小説・映画・演劇などで、読者・観客にぞっとするようなスリルを与える作品。(出典:デジタル大辞泉)
・戦慄く(わななく)
意味:恐れや緊張、また、寒さ、病気などのために、体、手足などが小刻みにふるえる。(出典:精選版 日本国語大辞典)