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詳らかとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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詳らか

「詳らかではない」などのように使う「詳らか」という言葉。

「詳らか」は、訓読みで「つまびらか」と読みます。

「詳らか」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「詳らか」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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詳らかの意味

「詳らか」には次の意味があります。

物事の細かいところまではっきりしているさま。(出典:デジタル大辞泉)

非常に細かく、くわしくしていることを言います。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・秀吉の採った作戦は地形を詳らかに調査したうえでの水攻めであった。
(出典:阿刀田高『幻の舟』)

・彼らはさまざまな社会現象を詳らかに巧妙に描写する腕を持っている。
(出典:和辻哲郎『「自然」を深めよ』)

・外に広きものこれを複雑と謂い、内に詳らかなるものこれを精細と謂う。
(出典:正岡子規『俳人蕪村』)

・ここでは、その停職の理由までを詳らかにする必要はないだろう。
(出典:西尾維新『DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』)

・史実は詳らかでないが、本物ならば価値の低いはずはあるまい。
(出典:阿刀田高『幻の舟』)

類語

詳細(しょうさい)
意味:細部に至るまでくわしいこと。(出典:デジタル大辞泉)

詳密(しょうみつ)
意味:くわしく細かいこと。(出典:デジタル大辞泉)

克明(こくめい)
意味:細かいところまで念を入れて手落ちのないこと。(出典:デジタル大辞泉)

子細(しさい)
意味:事細かであること。(出典:デジタル大辞泉)

精細(せいさい)
意味:くわしくこまかいこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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