電子レンジ
「電子レンジで温める」などのように使う「電子レンジ」という言葉。
「電子レンジ」は、「電子レンジ」と読みます。
「電子レンジ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「電子レンジ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
電子レンジの意味
「電子レンジ」には次の意味があります。
・箱形の庫内に食品を密閉し、マイクロ波を発生させて食品に当て、食品に含まれる水の分子などを振動させて熱を生じさせることによって食品を温める調理機器。短い調理時間で効率的に加熱する。「レンジ」と略す。1945年ごろに、アメリカのレイセオン社のパーシー・スペンサーが開発した。(出典:食器・調理器具がわかる辞典)
短時間で均一な加熱ができることが大きなメリットです。今や、一般家庭には欠かせない調理家電となっています。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・視線は、電子レンジの表示パネルについている時計のところで止まった。
(出典:宮部みゆき『レベル7』)
・昔は電子レンジだって、どの家にもあるってわけじゃなかったんだよ。
(出典:東野圭吾『秘密』)
・電子レンジのない世界がどんな世界なのか、うまく想像がつかないようだった。
(出典:村上春樹『1Q84 BOOK2』)
・そのあと鶏肉を電子レンジで解凍していると、また電話のベルが鳴った。
(出典:渡辺淳一『メトレス 愛人』)
・彼らの前に転がっていた電子レンジが、ちーんと甲高い音を一つ立てた。
(出典:有沢まみず『いぬかみっ!2』)
類語
・オーブンレンジ
意味:電子レンジ、オーブン、グリルなどの機能を備えた調理機器。おもに家庭用として利用されている。(出典:食器・調理器具がわかる辞典)
・オーブントースター
意味:簡易的なオーブンの機能を持ったトースター。熱源は電気。(出典:食器・調理器具がわかる辞典)
・オーブン
意味:食品を蒸し焼きにするための調理器具。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))
・天火(てんぴ・てんか・てんび)
意味:中に入れた材料を上下四方の熱で蒸し焼きにするための用具。オーブン。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・炊飯器(すいはんき)
意味:炊飯用の器具。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))