光栄
「身に余る光栄」などのように使う「光栄」という言葉。
「光栄」は、音読みで「こうえい」と読みます。
「光栄」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「光栄」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
光栄の意味
「光栄」には次の意味があります。
・業績や行動を褒められたり、重要な役目を任されたりして、名誉に思うこと。また、そのさま。栄えること。(出典:デジタル大辞泉)
「光栄」という言葉をわかりやすく言うと、「人から認められて名誉に思う事」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・むしろ見られるのは光栄なことだと思って許してあげることにしている。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 5-5121小隊 episode TWO』)
・その光栄ある第一騎兵隊は誰が、どのようにして組織したものだろうか?
(出典:宮本百合子『五ヵ年計画とソヴェトの芸術』)
・その光栄に感じて、こちらとしても答弁の調子を変えざるをえなかった。
(出典:ルソー/桑原武夫訳『告白(下)』)
・大学を代表するのは光栄だが、この表現は一般化のし過ぎだ、とも思う。
(出典:養老孟司『脳の見方』)
・「光栄です」 頭をあげた時、ポワロの目はこの作家の娘の目と合った。
(出典:クリスティ/西川清子訳『ナイルに死す』)
類語
・栄光(えいこう)
意味:輝かしいほまれ。大きな名誉。(出典:デジタル大辞泉)
・栄誉(えいよ)
意味:輝かしい誉れ。(出典:デジタル大辞泉)
・栄冠(えいかん)
意味:栄誉。名誉。また、輝かしい勝利。(出典:デジタル大辞泉)
・名誉(めいよ)
意味:能力や行為について、すぐれた評価を得ていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・好評(こうひょう)
意味:評判のよいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)