ラクトアイス
「ラクトアイスを食べる」などのように使う「ラクトアイス」という言葉。
「ラクトアイス」は、英語では「LactoIce」と表記します。
「ラクトアイス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ラクトアイス」の意味や使い方や類語について、用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ラクトアイスの意味
「ラクトアイス」には次の意味があります。
・アイスクリーム類のうち、乳固形分3パーセント以上のもの。(出典:デジタル大辞泉)
「乳固形分(にゅうこけいぶん)」とは「乳製品の中の水分以外の部分」のことで、これが15.0%以上のものを「アイスクリーム」、10.0%以上のものを「アイスミルク」、3.0%以上のものを「ラクトアイス」と言います。
具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・日本では、ヤシ油・パーム核油は乳脂肪に性質が近いため、ホイップクリームやコーヒーフレッシュ、ラクトアイスの原料などにも使われている。
・アイスクリームと、アイスミルク、ラクトアイスの3種類を合わせて広義に「アイスクリーム類」と称す。
・おっぱいアイスは、ヒトの授乳を見立てたゴム容器に充填したアイスクリーム製品である。分類はラクトアイス。
・明治エッセルスーパーカップは、株式会社明治が日本で販売しているカップ入りのラクトアイスである。
類語
・アイスクリーム
意味:牛乳あるいは乳脂肪その他の乳固形分に砂糖,卵,安定剤 (ゼラチンなど) ,香料,色素などを加えて凍らせた氷菓。日本では特に乳脂肪分8%以上のものをいう。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
・アイスミルク
意味:アイスクリーム類のうち、乳固形分10パーセント以上、乳脂肪分3パーセント以上のものをいう。(出典:デジタル大辞泉)
・氷菓(ひょうか)
意味:凍らせたり冷やしたりしてつくった菓子。シャーベット・アイスクリームなど。(出典:デジタル大辞泉 )
・アイスクリン
意味:《「アイスクリーム」の変化した語》氷菓子の一。アイスクリームに似るが、乳脂肪分が少なくあっさりした味わいのもの。(出典:デジタル大辞泉)