愛猫
「愛猫と暮らす」などのように使う「愛猫」という言葉。
「愛猫」は、音読みで「あいびょう」と読みます。
「愛猫」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「愛猫」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
愛猫の意味
「愛猫」には次の意味があります。
・かわいがって大切にしている猫。(出典:デジタル大辞泉)
一般的には、飼い猫のことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・津田は何か考えこんでいて、愛猫を追おうともしなかった。
(出典:今邑彩『鋏の記憶』)
・いつもお着物をお召しになり、愛猫と一緒に江戸の、いや東京の下町にお住まいだとか。
(出典:宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さんだらぼっち』)
・猫好きな詩人、小説家、画家などの、愛猫の写真が出ている。
(出典:吉行理恵『小さな貴婦人』)
・独り暮らしの部屋で飼っている愛猫ミドロをどうするか、である。
(出典:綾辻行人『どんどん橋、落ちた』)
・九世紀になると宇多天皇が愛猫について詳しく日記に記している。
(出典:竹内久美子『パラサイト日本人論 ウイルスがつくった日本のこころ』)
類語
・愛犬(あいけん)
意味:かわいがって飼っている犬。(出典:デジタル大辞泉)
・愛馬(あいば)
意味:かわいがって大事にしている馬。(出典:デジタル大辞泉 )
・愛鳥(あいちょう)
意味:鳥をかわいがること。特に、野鳥を愛護すること。(出典:デジタル大辞泉 )
・愛娘(まなむすめ)
意味:かわいがっている娘。(出典:デジタル大辞泉 )
・溺愛(できあい)
意味:むやみにかわいがること。盲愛。(出典:デジタル大辞泉 )