急募
「従業員を急募する」などのように使う「急募」という言葉。
「急募」は、音読みで「急募」と読みます。
「急募」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「急募」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
急募の意味
「急募」には次の意味があります。
・いそいで募集すること。(出典:デジタル大辞泉)
漢字の通り「急いで募集すること」を意味し、特に、求人について言うことが多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・急募で集めた従業者の統制もうまく行かなかった。
(出典:堺屋太一『油断!』)
・機動兵力には、不本意ながら急募の傭兵を用いることとした。
(出典:池宮彰一郎『本能寺(上)』)
・気づけば壁には「急募調理補助優遇・条件応談」と大書された紙が貼られている。
(出典:米澤穂信『小市民シリーズ2 夏期限定トロピカルパフェ事件』)
・パート急募の求人票を見ても、 「四十五歳まで」 とある。
(出典:柴門ふみ『四十雀の恋もステキ』)
・「急募ホステス」のハリ紙を破いている泉。
(出典:向田邦子『家族熱』)
類語
・募集(ぼしゅう)
意味: 一般に知らせて、必要な人や品などをつのること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・応募(おうぼ)
意味:募集に応じること。(出典:デジタル大辞泉)
・公募(こうぼ)
意味: 広く一般から募集すること。(出典: デジタル大辞泉 )
・招集(しょうしゅう)
意味:人を招き集めること。。(出典: デジタル大辞泉 )
・徴募(ちょうぼ)
意味:特に、兵を募集・徴集すること。(出典: デジタル大辞泉 )